日本語 English
東京大学 茅根研究室のホームページです。
東京大学大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 茅根研究室

研究成果最適展開支援プログラムA-STEP産学共同<育成型>:with/postコロナにおける社会改革への寄与が期待される研究開発課題への支援「次世代型半導体(ISFET)pHセンサーの開発」

研究開発の概要

pHを,微小なセンサーで自動・連続・簡便にモニターすることができれば,コロナなどの病態管理だけでなく,健康・医療・農水産・環境・工業など様々な分野においてwith/postコロナ社会の革新技術として展開することができる,現在,pH計測に用いられているガラス電極のサイズは10cm,固体半導体センサー(ISFET)も1cmと大きい上,脆弱で電極の劣化が避けられない.本課題は,1mm以下(最小数10µm)の劣化しない次世代型pHセンサーを開発する.これによって血液や体液だけなく,土壌水,陸水,海水,排水,工業プロセスなど,多様な溶液のpH自動連続計測が可能になり,そのモニターと制御に変革をもたらす.

研究期間:2021年4月15日〜2022年3月31日

共同研究機関:東京都立大学、東京薬科大学