2020年8月13日
pHを,微小なセンサーで自動・連続・簡便にモニターすることができれば,コロナなどの病態管理だけでなく,健康・医療・農水産・環境・工業など様々な分野においてwith/postコロナ社会の革新技術として展開することができる,現在,pH計測に用いられているガラス電極のサイズは10cm,固体半導体センサー(ISFET)も1cmと大きい上,脆弱で電極の劣化が避けられない.本課題は,1mm以下(最小数10µm)の劣化しない次世代型pHセンサーを開発する.これによって血液や体液だけなく,土壌水,陸水,海水,排水,工業プロセスなど,多様な溶液のpH自動連続計測が可能になり,そのモニターと制御に変革をもたらす.
研究期間:2021年4月15日〜2022年3月31日
共同研究機関:東京都立大学、東京薬科大学